堂本あき子なの花日記 No.88
房総おとなの楽習塾/九十九里浜ウォークフェスタ
2007年4月15日

皆さま 堂本暁子です。

【4月14日(土)】
小林一茶塾や、房総の食塾、浮世絵入門塾など、千葉県の歴史と文化を8つのテーマに分けて学ぶ「房総おとなの楽習塾」が開かれました。

午前中は、浅田次郎さん、立松和平さん、嵐山光三郎さんを迎えて、高橋千劔破さんの司会で、「伊能流・旅、人生指南」というオープニング記念トーク。
それぞれ旅の達人だけあって、個性豊かで、奥が深く、奔放、そして洒脱なやり取りを楽しみました。

お昼は江戸の花見弁当。
この日の献立は、江戸時代に書かれた「料理早指南」という本から採ったもので歌舞伎座の厨房が研究を重ねて再現したものです。

一つひとつの料理の名前が「むきくるみ山吹かけ」「玉づさごぼう」「かまぼこ墨流し」と、とても美しく、江戸の食文化を垣間見ることができました。

一緒に食卓を囲んだ方たちと、「最近はこうした日本的な美しい言葉の表現が身の回りから減っているのは寂しい」という話も出ました。
日本語が、漢字・ひらがな中心から、カタカナの電報のような表現中心になってきていることを残念に思いました。

【4月15日(日)】
「九十九里浜ウォークフェスタ」が行われました。5kmの白子コース、10kmの片貝コース、15kmの蓮沼コースの3コースに、子どもたちも、老夫婦たちや家族連れも、波打ち際を三々五々と楽しく歩きました。
私も九十九里町出身のオリックスの中村元監督と一緒に潮騒を聴き、海の風に吹かれ、まさに大海原の縁を歩きました。

最後は地曳網を曳きましたが、そこで揚がった魚は、色が生きていて新鮮。お天気の中、ダイナミックな海岸線を、思う存分楽しみました。