堂本あき子なの花日記 No.275
日本初の女性自民党総裁に思うこと
2025年10月16日
みなさま
こんにちは。堂本暁子です。

早いものでもう10月の半ばです。
あと2ヶ月半で2025年も暮れていきます。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

最近、世の注目を集めているのは、女性が自民党総裁に就任したことです。

女性の政治家は別に珍しくありません。戦後、女性の参政権が認められたとき、39人もの女性国会議員が誕生しています。
私の印象に残っている方は、市川房枝さん、土井たか子さん、赤松良子さんなどです。
市川房枝さんは婦人参政権運動を主導され、TBS記者時代の私にデータの重要性を教えてくださいました。
土井たか子さんは社会党党首を務められ、日本初の衆議院議長に就任されました。
赤松良子さんは女性の地位向上に尽力された方で、私に「赤松良子賞」をくださった恩人です。
そして私自身も、最初の千葉県知事として、障害者や女性にやさしい千葉県政の実現のため、努力してきたつもりです。

今回、女性初の自民党総裁に就任された高市さんについては、これからの自民党に、そして日本に、どのような変化を起こそうとされているの か、興味深く見守っていきたいと思っています。

「経済復興」「強い日本」などを政策として掲げておられるようですが、国民の生活にとって大切な、医療や福祉の分野でどのような考えをお 持ちなのか、まだ見えてこない部分もあります。

ただ、お連れ合いの山本拓さんが脳梗塞で倒れられたあと、熱心に介護されているというお話も伺っていますので、福祉関係にもしっかりとし た見識をお持ちなのではないかと予想しています。

男性でも女性でも主義主張は様々ですが、男性には男性固有の、女性には女性固有の発想があるのではないかと思います。日本初の女性自民党 総裁として、高市さんが、どのようにして「女性的な観点」を展開されるのだろうかが見どころです。しっかりウォッチしていきたいと思って います。
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