2/17(土)

ガラス張りの県政を!

 8時15分。東京を出発。成田へ。成田空港の暫定滑走路の建設現場を視察。雲一つない青空のもと、今は静かですが、70年代の紛争の激しさが去来します。偶然、農民の1人に出会いました。「戦後、民主主義を教えられたが国がそれを実行しなかった。いったいこれから具体的にどうしたらいいのか。」と明るい表情を見せながらも、その目の奥には戸惑いと苦悩を見ました。35年前に国がきちんと住民の意見を聞く社会アセスをやっていればこんなことにならなかっただろうに。高圧的な国家権力は当時も今もあってはならないはず。市民主権の政治が真の民主主義を実現するのだと確信します。

 11時。成田市内のファミリーレストランで、お茶を飲みながらおしゃべり会。「沼田知事は県民に会うことをしませんでした。風通しのよい県政に変えましょう。」「農村が変わらなければ、千葉は変わらないと思います。」「なぜ政党と一緒にやらないのですか。市民では勢力が弱いでしょう。」と千差万別の意見。「政党がしっかりしていれば日本の国政も国民に信頼されるでしょう。自民党をはじめ政党がしっかりしていないから、1人1人の市民が直接政策に関わり、代表を選ぶ時代なのです。」と私。

 13時30分。四街道でおしゃべり会。1人の男性は「今までの千葉は埋め立て行政。これを打破しなければ千葉は変わりません。男は悪いから女性でなきゃ駄目。がんばってください。」と励まされる。

 14時45分。市民ネットワーク千葉の総会で挨拶。「長野、栃木に続いて市民のうねりが千葉でも盛り上がることを期待しています。今度は女性の出番。男性でもいいのですが、暮らしの視点を持った人が県政を担当すべきです。」

 17時。県民の会の選挙事務所開き。ガラス張りの明るくて広い事務所は千葉県政をガラス張りにするという私たちの思いを象徴しています。