堂本暁子の永田町レポート
辛かったジョン・F・ケネディJr.の死
ー3歳のかわいいジョン君を思い出してー
1999年7月26日

皆さま 堂本暁子です。

ジョン・F・ケネディJr.の死は私にとって、本当にショックでした。
38歳になるケネディJr.の写真に、まだ3歳だった小さなジョンの姿がだぶりました。ケネディ大統領が暗殺されたのは1963年。当時、私はTBSの外信部にいてアメリカからの最初の衛星放送を受信していたのですが、突然「ケネディ大統領が銃弾に倒れました。今朝は内容を変更してお送りします」というアナウンスが飛び込み、ケネディ大統領とジャクリーヌ夫人が乗ったオープンカーが猛スピードで走る映像が映し出されました。それから3日間というもの、ケネディ大統領暗殺のニュースを出すのに忙しく、家に帰ることもできませんでした。一番印象に残っているのは、黒いベールをかぶったジャクリーヌ夫人の隣にちょこんと立って故ケネディ大統領の棺に向かって敬礼をしているあどけないジョン君の姿でした。きっと、ジョン坊やが故ケネディ大統領の志を継ぐのだろう、と思ったりしたものです。普段は忘れていたジョンのことですが、行方不明との報に接し、なぜか心が痛みました。多くのアメリカ人が今回の事件でそのような気持ちを抱いたのではないでしょうか。

明日は国民福祉委員会での質疑です
1・臓器移植の公平を確保するためには、透明性が重要です。厚生大臣に質します。
2・精神保健法が改正になりました。保健所の機能強化、病院の外で自分らしく自然に生き、住めるような政策の展開などについて質問します。
3・介護保険についての決定が非常に遅れています。各地方自治体も特養などの施設も対応に困るのではないでしょうか。身体的な症状だけでなく、生活面で自立できない高齢者の福祉サービスをこれからどうするのか。

厚生省に聞きます。