堂本暁子の永田町レポート
永田町レポート最終回
2001年3月7日

皆さま 堂本暁子です。

ついに国会を去る日が来ました。1989年の7月に当選して以来約12年間、皆様にご支援いただきまして本当にありがとうございました。

環境基本法、NPO法、男女共同参画社会基本法など数多くの立法を手がけ、新党さきがけの党首として自民・社民・さきがけの連立政権に参加しました。国際的にも、GLOBE(地球環境国際議員連盟)、IUCN(世界自然保護連合)、コソヴォに関する独立国際委員会などで活躍することができ、充実した議員生活を送ることができました。感謝しております。また、今日は予算委員会で最後の質問に立ちました。最後の最後まで質問に立てたのは、国会議員冥利に尽きると言えます。

予算委員会を終えて3階の委員会室を出ると、ひとっ子1人いない赤いじゅうたんの廊下が衆議院までずっと続いていました。私は、立ち止まって思いました。私にとってこの赤いじゅうたんは、権力の場でも権威の場でもなく、ひたすら駆け回るグラウンドのトラックのようなものでした。12年間、毎日毎日この上をよく駆け回ってきたものだとつくづく思いました。

明日は千葉県知事選挙の告示日。長野・栃木と市民型選挙が続きましたが、次は千葉の番です。千葉が変われば日本が変わります。この12年間の経験は、この日のためのものだったのではないかとさえ思えます。大変な選挙ですが、立候補できるのは政治家として幸せなこと。私のすべてを賭けます。

これまで、私の日頃の活動を一人でも多くの方にお知らせしたいと思い永田町レポートを発行して参りましたが、今日でそれも最後となります。ご愛読ありがとうございました。