堂本あき子なの花日記
黄色のニットスーツ
2003年10月11日

皆さま 堂本暁子です。

日産自動車㈱のカルロス・ゴーン社長の肝煎りで、先週末 「カレスト幕張」がオープンしました。会場へはなんと、ゴーン社長自らが運転するサンセットオレンジパールメタリックのフェアレディZロードスターに私も乗って入場。ゴーン社長は見事な日本語で挨拶。私は千葉県知事として真黄色のニットスーツで参加しましたが、フランス語で歓迎の辞が述べられず、残念至極。「カレスト幕張」には新車もちろん、福祉車両や低公害車が展示されているほか、700Mの試乗コースやカーグッズなどが揃っていました。

〔少女の事件から〕

県議会の真最中です。

昨日は千葉で起きた16歳の少女の事件について述べました。

「私はこの事件を表面的に、あるいはその原因を短絡的に考えたくありません。報道によると、亡くなった石橋裕子さんは中学まではハンドボール部に所属するなど明るい女の子だったそうです。一方、石橋広宣容疑者は多重債務者リストに載せられている、複雑でしかも弱さのある人のようです。あまりにも残忍なこの事件の背後には、社会病理ともいえる深い根があるように思えます。子ども達には人の気持ちがわかる、他人の立場を理解する大人に育って欲しい。学ぶことへの挑戦、そして正しいことへのたくましさを持って欲しい。学校で、家庭でそして地域で私たち大人は反省し、原点に戻って子どもの教育について考えなければならないと思います」

この痛ましい事件をきっかけに教育のあり方を徹底的に見直したいと考えています。

カレスト幕張オープニングセレモニー(10月4日)