堂本あき子なの花日記
人の福祉力(ちから)、地域の福祉力(ちから)
2003年12月22日

皆さま 堂本暁子です。

12月20日(土)千葉市青葉の森公園芸術文化ホールで9回目のタウンミーティングが開かれました。千葉県地域福祉支援計画づくりのため、5月からはじまったタウンミーティングもいよいよ最終回です。

今回は子どもについての意見が多く、児童相談員の方からは「5月5日には子どものタウンミーティングを開きましょう」、また、緑区のお母さんからは「学校の階段の手すりを力一杯握り締めて昇っている子どもがいます。学校にもエレベーターをつけてください」、「赤ちゃんから中高生までの子どもと親の居場所づくりをしてください」などの提案がありました。

「これからの福祉は見守りと世話焼き。つまり『隣のおばさん』がキーワード」との声もあり、「人の福祉力(ちから)、地域の福祉力(ちから)」をつなぐ健康福祉千葉方式のうねりが波のように千葉県内に広がっていくことを強く願わずにはいられません。

最後に、たくさんの風船がステージに向かって投げられ、今までに開催された8つのタウンミーティングの実行委員の方たちもステージに上がって、「千葉宣言」を読み上げました。これからは市町村と一緒に、延べ8千人以上の人が関わって作りあげた「地域福祉支援計画」を実行に移していきます。

「千葉宣言」

この新しい世紀のはじめに一緒に考えましょう。
住み慣れたこの千葉、これからも生活する千葉が、明るく、心温まる社会であるように‥そして、みんながそのために力を合わせて進むことができるように‥

私たちは望んでいます。
この社会が性別や年令、障害の有無を越えて、すべての人を個人として大切にする社会であるように

私達は望んでいます。
誰もが支えを必要としている中で、地域社会が自然に支えあう社会であるように

そして今日、この千葉市の地で、私たちは宣言します。
地域の中でひとり一人の出会いを重ねながら、人の福祉力、地域の福祉力を掘り起こし、育み、そして千葉から全国へ広げていくことを。

千葉地区タウンミーティング(12月20日)