堂本あき子なの花日記
優勝パレード実現か
2003年11月28日

皆さま 堂本暁子です。

ボビー・バレンタイン氏が千葉ロッテマリーンズの次期監督に8年ぶりに就任することとなり、知事室に挨拶にいらっしゃいました。
「刺身も寿司も日本食は大好きです」と流暢な日本語でのお喋りにびっくり。「8年前の選手が今ではコーチになっているので、馴染みの顔もいます。ロッテをこれから強くしますよ」と意気込みを語られたので、心強い限りです。優勝したあかつきには、私もパレードのオープンカーに乗せて下さるとのこと、その日を楽しみにしています。

〈県民生活や県政をとりまく3つの課題〉

今日(27日)から12月定例県議会が開会しました。冒頭の知事あいさつの中で、県民生活や県政をとりまく状況を踏まえ、今、最も重要である以下の課題3点について以下の通り述べました。(あいさつ全文については千葉県庁のホームページに掲載予定です)

1点目は「千葉県経済活性化へのチャレンジ」です。
経済的な基盤は県民生活の基本であり、長引く景気低迷の中で、経済の活性化をどう図っていくかが、県政の最重要課題となっています。中小企業に安定的な資金を供給するための新しい融資の仕組みである千葉県版CLO(貸付債権担保証券)などによる県内資金循環の円滑化をはじめとして、人、物、情報の循環を促進します。併せて、産業強化地域の形成や、若年者や障害者等の幅広い就業支援体制の構築に取り組んでまいります。また、「千葉県経済活性化推進会議」を中心に、産・学・官・民の連携の一層の強化を図っていきたいと考えています。

観光は、21世紀の産業の柱としての役割が期待されます。個人個人にあった運動や栄養などの健康づくりプランを提供する「健康づくりふるさと構想」と連携することで、本県観光の新たな魅力にもつなげてまいります。基幹産業である農業についても、安全・安心な農産物として消費者に信頼される「千葉ブランド」の確立に向けて、生産から流通に至る幅広い施策を推進し、国際競争に勝ち抜けるように取り組んでまいります。

2点目は「県民の安全・安心を確保する危機管理の充実強化」です。
犯罪の増加や、地震、コンビナート火災の発生など、予測のつかない様々な危機が多発する中で、県民の命と生活を守ることは、県として最も重要な責務であり、どのような事態に対しても迅速・的確に対応していく必要があり、犯罪の起こりにくい安全・安心な生活空間づくりに取り組みます。また、あらゆる施策の基本にリスクマネジメントの視点を置いて県政運営に当たっていきます。

3点目は「5つの戦略プロジェクトの推進」です。
「ちば2004年アクションプラン」(案)では、次の5つを戦略プロジェクトとして位置づけました。それは、

1.21世紀のちば経済活性化戦略の展開
2.観光立県千葉の実現
3.日本一の安心農産物「千葉ブランド」の確立
4.「健康づくりふるさと構想」の推進
5.安全・安心な生活空間づくりです。

これらは、県民の皆様の直接の声や御要望を踏まえるとともに、2002年、2003年のアクションプランの実践を通じて積み重ねてきた施策を、時代の変化をとらえつつ更に総合化したもので、特に重点的・戦略的な展開を図っていきます。

 また出先機関等の再編・整備については、土木部と都市部を統合し、新たに県土整備部を設置し、出先機関については、昭和39年以来40年にわたる支庁制度を廃止して、新たに県民センターを設置、などを表明しました。 (12月定例県議会開会挨拶より)

ロッテ次期監督ボビー・バレンタイン氏と