堂本あき子なの花日記
初の海外出張でリフレッシュ
2004年4月10日

皆さま 堂本暁子です。

3月31日から5日間、米国に行ってまいりました。
知事に就任以来初めての海外出張です。

初日は、ニューヨークで行われたコロンビア大学の国際アテナ賞授賞式に出席しました。これは、千葉県が県立病院で始めた女性専用外来が全国に広がり、その性差医療や女性の健康支援への取り組みが評価されたもので、本当に嬉しい受賞でした。

続いて千葉県の姉妹州であるウィスコンシン州を初訪問。
ジム・ドイル知事と州庁ではじめてお会いしたのですが、100年近く前に建てられた州庁舎は実に豪華で天井まで壁画で飾られていました。ウィスコンシン大学のリサーチパークやバイオテクノロジーセンターでは、かずさDNA研究所の大石所長共々バイオテクノロジーの産業化について意見を交換し、今後の連携について大きな可能性を見出すことができました。

また文化交流では、南房総の人たちによる「南総里見八犬伝」の人形劇や日本舞踊、ちぎり絵や切り絵の実演などを小学校、高校、大学で行いましたが、人形のチャンバラに子どもたちは拍手喝采。大成功でした。

最後はジュネーブ湖畔に建つ美しい知事公舎に泊めていただき、ジム・ドイル知事と懇親を深めました。

日本の千葉から、世界の千葉に飛躍すべき時だと思っています。14年のお付き合いのあるウィスコンシン州はその足がかりになる相手です。千葉から全国に発信すると同時に世界に発信していけるようになりたいものです。

個人的には新しい刺激を受け、リフレッシュしました。
4月から任期最後の1年がスタート、大事に毎日を過ごしたいと考えています。

2004国際アテナ賞授賞式(ニューヨーク 3月31日)