堂本あき子なの花日記 No.86
2月定例県議会のご報告
2007年3月2日

皆さま 堂本暁子です。

2月定例県議会が開催されています(3月9日まで)。
今回の質問では、多くの議員が、DCキャンペーン(ちばデスティネーションキャンペーン)の成功に触れていました。

というのは、DCキャンペーンが始まって3週間。
SL「ちばDC号」を一目見たいと訪れた見物客が20万人。
銚子では、連日のようにお寿司屋さんが賑わうなど、観光キャンペーンが目下のところ、大きな経済効果をあげています。

ディズニーリゾートのあるベイエリアでは観光客は前年比154.9%。
佐倉・佐原地域のある北総地域は134.0%。
花が満開の南房総地域は138.1%と、大盛況です。

PR下手と言われてきた千葉県ですが、今回は、テレビ、新聞、雑誌などあらゆる媒体を使って、徹底したPR作戦に出たことの成果なのではないでしょうか。
やはりPRをすれば、これだけの成果が上がるということを立証したと言えます。PRの大事さを学びもしました。

あいかわらずイノシシの被害についての質問もありました。
単にイノシシを駆除するだけでは、まさに焼け石に水。そうではなくて、地域における生態系の保全や、人と野生鳥獣とをどう調整していくかを、中長期的な課題として解決していきながら、短期的には、防護柵や檻によって、農業への被害を防ぐといった緊急の課題の双方にバランスよく取り組んでいくことが重要、と答えました。

画期的なことは、イノシシの肉をボタン鍋として売り出す案です。兵庫県の丹波篠山(たんばささやま)では、明治時代からボタン鍋が名物。先日、丹波篠山と大多喜町のイノシシ肉を食べ比べてみましたが、千葉のイノシシも、丹波に負けず劣らずおいしいので、さっそく宣伝に努めています。
味噌仕立てやイタリア料理で大いに売り出したいと考えています。