堂本あき子なの花日記 No.128
7月の近況ご報告
2009年7月29日

皆さま 堂本暁子です。

【7月8日(水)】
千葉市の幼稚園で、由紀さおりさんと2人で「童謡を子どもやお母さんたちと歌うキャンペーン」をやりました。2人ともボランティアです。私は司会をしています。

次回は8月3日に、いすみ市の保育園。日本の童謡は本当に美しい!もっともっと歌ってほしい、と思っています。

【7月16・17日(木・金)】
京都で初めて祇園祭りを楽しみました。それぞれの町の山鉾に下がっている緞子(どんす)は、中国はもちろん、ヨーロッパ、インド、アラブのもの、しかも、400年も前のものが使われているのに驚きました。

古代中国・周の時代の逸話、トロイ戦争の一場面、ヨーロッパの教会、ピラミッドにラクダ……。京の都は国際的だったのですね。佐原の山車の、江戸時代の庶民文化と対照的です。

【7月25日(土)】
日本山岳会の評議委員として、新潟県の弥彦山で行われた「高頭祭」に参加しました。

高頭祭とは、日本山岳会の創始者の一人で、初期の日本山岳会の会長になられた高頭仁衛翁が、1800年代に初めて登ったのが弥彦山であることを記念して、毎年行われているものです。

千年も前から伝わる、弥彦神社の松明(たいまつ)登山のお祭りに合わせて実施している行事です。私も弥彦山に登り、夜は松明を持って村のなかをねり歩きました。

【7月25・26日(土・日)】
25日は、7:00に西千葉を発ち、昼過ぎには弥彦山頂から日本海を眺めていました。26日は、燕三条で7:12発の新幹線に乗り、10:00から、渋谷にある国連大学での「里山・里海」の会議に出ていました。

新幹線のおかげで、日本は狭くなったと、つくづく感じた週末でした。

【7月28日(火)】
産・学・官と地域の住民が、2年もの間議論し、地域のニーズに沿って、民設で建てた「ブレーメン習志野」を内覧してきました。県民が、行政と一緒に政策を実現する「千葉方式」で建物ができ、話し合って創り上げた内容が、具体的に動き出そうとしています。

多目的ホール、習志野市のヘルスステーション、レストラン、デイサービスセンター、ショートステイセンター、木のおもちゃを沢山そろえた保育施設。そして女性住民の希望を入れて、トレーニングコーナーとフェイシャルエステなどもあります。

どの階にもロバと犬と猫と雄鳥が描かれているのが印象的でした。第二、第三のブレーメン・センターが県内、県外にできるよう、願っています。

【7月31日】
31日は77回目の誕生日。皆さんが「喜寿」を祝って下さる(18:30 千葉市、ポートプラザ)のだそうですが、本人は照れくさいやら、恥ずかしいやら。

「いつの間にか歳を取ってしまった」というのが実感です。改めて思うのは皆さまにお世話になって過ごしてきた歳月だったということです。感謝の気持ちで一杯です。有り難うございました。