堂本あき子なの花日記 No.133
太平洋から「良いお年を!」
2009年12月27日

皆さま 堂本暁子です。

知事を辞めて初めての海外旅行は、ハワイからミクロネシアです。ハワイでは、ハワイ島の従姉の家で、水平線が丸く見える太平洋を眺めながら、ベランダの露天風呂に入りました。真っ赤な夕日が、綺麗だったこと!

その大きな景色のなかで、波乱に富んだ半世紀の日々・懐かしい古い顔・新しい顔を思い起こし、センチメンタルな気持ちに浸りました。全く予想しなかった心境です。

ハワイを発ち、サンゴ礁を囲むエメラルド・ブルーの美しさや、動きの早い雲を、飛行機の窓から眺めながら、南東に10時間。ミクロネシアのポナペ空港に着き、千葉県の参与として働いてくださった、西嶋美那子さんに出迎えていただきました。

8月までJICA(青年海外協力隊)の仕事で赴任している西嶋さんの家が、これまた「ポナペNo.1」間違いなしのオーシャンビュー。

ハワイと違って、目の前に広がる海は、微妙に色を変えます。聞こえるのは、風にそよぐ椰子の葉の音と、時々けたたましく鳴く小鳥の声。

ミクロネシアは、若い頃に取材にきて、ほれこんだ島々です。四半世紀ぶりに来てみると、人々の素朴さも南国の景色も昔のままで、相変わらず魅力的です。

さて、「これからが自由な、我が人生」そんな気分で、太平洋の空気を胸一杯に吸い込みました。すがすがしい旅です。