堂本あき子なの花日記 No.157
地球規模で災害を見ることの大事さ
2012年4月28日

みなさま、こんにちは。堂本暁子です。

 4月21日(土)は東京・代々木公園にて、「アースデイ東京」で講演してきました。宇宙から地球を考える、生物多様性から地球を考える、90分のイベントでした。

 講演のお相手は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)で、地上から人工衛星を操作する女性スタッフの松浦真弓さん。宇宙を相手の仕事をしている彼女は魅力いっぱいでした。男性宇宙飛行士は、地上から女性の声が聞こえてくるとほっとするのだそうです。

アースデイ東京のホームページ

 4月26日(木)は、世界銀行の災害専門官、マーガレット・アーノルドさんに、東日本大震災について男女共同参画や障害者、そして高齢者の視点から、情報提供してきました。

 マーガレットさんは、世界各地の災害地に足を運び、調査をしていますが、チリ、スマトラなどでも、似た現象が起きているとのことでした。先進国である日本にはそうした差別がないと思われがちだとおっしゃっていました。

 東日本大震災は、とかく東北地方固有の出来事として見られがちで、私もそのように見てきましたが、地球規模で災害を見ることの大事さを、あらためて学びました。