堂本あき子なの花日記 No.156
バレンタインデーに思うこと
2012年2月9日

みなさま、こんにちは。堂本暁子です。

2月14日はバレンタインデーですね。

東京駅の広場ではチョコレートの大販売会。テレビを見てもチョコレート特集をやっています。

そもそもカトリックの世界では、恋人たちの守護聖人、聖ウァレンティヌスの殉教の日とされていたのがバレンタインデーの起源です。恋人や親しい人が、贈り物をかわす習慣が欧米にありました。

19世紀末から、イギリスではカードや花、チョコレートなどを贈るようになったということです。

「女性が男性にチョコレートを贈る」というのは日本独自のものであり、そのはじまりについてはいくつかの説がありますが、いずれも企業のマーケティング活動が広まったもののようです。

バレンタインデーだけではありません。クリスマス、ハロウィーンなど、本来の歴史や宗教的な意味を離れ、日本では商業主義に乗った流行になっているように思えてなりません。

キリスト教だけではなく、「縁結びの神社」との風評がたつと、お祭りの日に1000人以上の若い女性が集まるとのこと。

流行や風評に、日本人はこんなに流されてしまっていいのでしょうか?

バレンタインデーとか縁結びは、ほほえましい側面もあるのですが、災害時に、一斉に巻き起こる風評は、この日本人の傾向がネガティブに出たのではないかと感じました。