みなさま、こんにちは。堂本暁子です。
若いとき、私は南極に行きたいと本気で思っていました。1965年(昭和40年)、新しく建造された砕氷船「ふじ」が南極に行くとき
に、同乗取材をしたいと申し出ました(当時、私はTBSテレビの記者でした)。
文部省や防衛庁からは、なんとかOKが出たのですが、肝心かなめのTBS報道局長が「男しか乗っていない船に乗せるわけにはいかない」
と、出張させてくれませんでした。
それでも極地への思いは捨てきれず、私が最初に書いた本は『南極にいどむーーアムンセンとスコットの物語』という絵本でした。
南極行きは実現しませんでしたが、当時の隊員の人達は、何十年たっても集まりに呼んでくれます。28日(日)には、同行した朝日新聞の
記者、高木氏の自宅で、「筍会」がありました。
お庭の真ん中で豚汁を煮て、和気あいあい、極地の話に花が咲きます。70、80になっても、南極隊の人達は20代・30代あるいは40
代の若さを保っていると思ったことでした。
私は南極に行きそびれたので、今年の夏は。北極を旅したいと思っています。
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