堂本あき子なの花日記 No.177
堂本暁子の北極レポート その2
2013年9月15日

みなさま、こんにちは。堂本暁子です。

8月22日、無事に北極の旅から帰ってまいりました。

8月16日のメルマガにも書きましたが、北極の旅は予想を超えて、楽しく、ダイナミックなものでした。
氷山や流氷は太陽の光を受けて絶妙に変化し、色のない世界を思い描いていましたが、日没にはピンクと黄色のグラデーションに空が染まり、日中は流氷が透明なブルーに色づき、極地ならではの美しさで、感動の連続でした。

また、草や木が無い氷の世界ですが、ツンドラ地帯には高さ10センチくらいの植物が生え、けなげに花を咲かせていました。多くの鳥が生息していることも驚きでした。

シロクマとのデートを夢見ていましたが、実現しませんでした。双眼鏡で氷山の上を歩く、米粒くらいの姿を見ただけです。

残念だったのは、予定の北西航路を流氷にはばまれ、断念しなければならなかったことです。

北西航路は19世紀にフランクリン隊が遭難したことで有名ですが、今でもイギリス人やカナダ人はフランクリン隊への思い入れが強く、何としても北西航路の踏破に固執していたのですが、私たちが乗船していたシー・アドベンチャー号は流氷の割合が6割以下の海域しか航行できないので、海面の9割を越える流氷が現れ、前進できなくなりました。やむを得ずデヴォン島沿岸に戻り、最終的にはリゾリュート空港からチャーター機で帰国の途につきました。

北西航路には、再度挑戦したいと思っています!

※北西航路の詳しい説明は、こちらをご参照ください(Wikipedhia)。

シーアドベンチャー号

ゴムボートクルージング

北極の花

北極の花

綿花

氷河に群がるカモメ

クルージング

珍しい形の流氷

シーアドベンチャー号

バーベキューパーティー

バーベキューパーティー

天野先生と

流れ落ちる氷河

色彩豊かな地層

図書館の入口

イヌイットの人たち

船上からの夜景

二人とも81歳!

サマーセット島の海峡

船の食堂

行く手を阻む流氷

流氷に悩むブリッジ

乗組員のみなさん

イヌイットの唄とドラム

雪が降って雪原を歩く

天野先生&ツアーホスト

リゾリュート空港

Canadian North航空機