みなさま、こんにちは。堂本暁子です。
2月2日から、カナダのオタワ大学と日本との「災害とジェンダー」シンポジウムに出席するため、気温マイナス20度のオタワ市を訪
ねました。カナダ国会も見学しました。
東日本大震災についての講演を行い、8日に予定通り帰国したまではよかったのですが、成田は豪雪。
成田エクスプレス・スカイライナーともに雪で運休で、仕方なく京成本線の各駅停車に乗り込んだものの、大きなスーツケースと人でごっ
た返す満員の電車が、八千代台で止まってしまい、原ひろ子さんともども、4時間もカンヅメ状態になってしまいました。
23時近くなり、フラフラになっているところに、友人の池田徹さんが、私たちのSOSの電話に応え、スタッドレスタイヤを履いたト
ヨタ・ハリアー(四輪駆動車)で、救出してくださり、幕張駅まで護送してくれたので、奇跡的に千葉駅を5分前に出た総武腺各駅停車に
乗ることができました。
御茶ノ水で中央線に乗り換え、なんとか東京のホテルにたどり着いたのは、午前1時になっていました
翌日は京都で、1981年のベビーホテル・キャンペーンをきっかけにスタートした「夜間保育連盟30周年」基調講演を予定していた
ので、早朝の新幹線でかけつけ、やっと間に合いました。
夜の懇親会では、芸妓さんなどのきれいどころに迎えられたものの、成田から京都まで、綱渡りのような旅でした。友達のありがたさを
しみじみと感じた旅でもありました。
もし池田さんが救出に来てくださらなければ、翌朝まで車中にカンヅメのまま、京都の講演をキャンセルしなけらばならなくなるところ
でした。