堂本あき子なの花日記 No.229
千葉県知事選挙の投票日に思うこと
2021年3月21日

みなさま
こんにちは。堂本暁子です。

今日は千葉県の知事選挙。
私が知事を辞めてから12年経ったということです。

今回の立候補は8人。
うち女性の候補は、お一人です。

知事が選挙で選ばれるようになったのは、戦後の1947年です。
それ以降の知事の数は331人。そのうち女性は7人(北海道・山形・千葉・東京・大阪・熊本・滋賀)。わずか2.1パーセントです。
現職は東京都の小池百合子さんと山形県の吉村美栄子さんの二人だけです。

森喜朗さんの「女がいると会議が長くなる」発言以来、ジェンダー差別が問題になっていますが、この女性知事の数の少なさを見ても、女性の進出は遅れているとしかいいようがありません。
なぜこんなに女性の政治家が少ないのでしょうか。

理由は、まだ日本の社会がジェンダー不平等を克服できていないからかもしれません。また、候補者の擁立に関しては、外国では、女性の政治家を育てるためのネットワークがあり、キャンペーンを実施して資金を集め、女性候補を支援しています。
日本でもそのような運動が始まっており、私も応援していただきましたが、まだまだ小規模であり、これからが正念場だと思っています。

それにしても、女性知事の2.1パーセントは少なすぎます。
もう少しジェンダーバランスをとることが、より住みやすい社会づくりへの近道になるのではないでしょうか?

※ジェンダー=「社会的意味合いから見た、男女の性区別」

 
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