堂本暁子の永田町レポート
147通常国会が閉会しました
2000年6月2日

皆さま 堂本暁子です。

147通常国会が閉会しました
本日、147回通常国会が閉会しました。今国会は冒頭から衆議院の定数削減でもめにもめ、憲政史上初めて野党不在の施政方針演説が行われたかと思うと、3月には年金法案強行採決。4月には小渕総理大臣が倒れ、その後継選出過程をめぐって「疑惑」が吹き出し、続いて「神の国」発言、そして総選挙に突入という、激震が続く国会でした。通常、選挙前にはぴーんと張りつめた緊張感が永田町界隈にみなぎるものなのですが、今回はなぜかそれが感じられないような気がして、とても不思議な感覚を味わっています。
そんな中で私はテンテコマイの忙しさでした。110人の自民・保守党、57人の民主党に比べ、私の属する無所属の集まりである「参議院クラブ」はわずか13人の小会派。会派毎に質問の機会が与えられるため、年金や保育など福祉関係、バリアフリー法や循環型社会形成推進基本法、そして女性に対する暴力問題など、連日、本会議や委員会での質問に追われました。

国連「女性2000年会議」に出席してきます
4日から、ニューヨークの国連本部で開かれる「女性2000年会議」に、政府代表団の一員として、参議院から派遣されることになりました。北京の女性会議からの5年間は、日本でも男女共同参画社会基本法をはじめとして数多くの女性に関係する法律が成立し、まさに女性政策ラッシュでした。

世界の環境議員とネットワーク
去年の9月にGLOBE(地球環境国際議員連盟)の世界総裁に選出されて以来、GLOBEメンバーである世界の議員700人に向け、インターネットを通じて、環境をめぐる世界の動きを定期的に発信しています。地球環境を守るための立法活動をするGLOBE議員を1人でも多く増やしたいと願っているからです。そして世界のGLOBE議員が結集し、その力が発揮できるようになるのが私の夢です。