堂本あき子なの花日記
日本一の安心農産物『千葉ブランド』の確立
2004年8月11日

皆さま 堂本暁子です。

暑い日が続きますが、皆さんはどのような夏休みをお過ごしでしょうか。いよいよ来週、新潟で全国知事会が開かれます。義務教育費をめぐってホットな議論が展開されそうです。

3年前、知事に就任したばかりの頃にスーパーで買い物をして驚いたのは、千葉県産の野菜が売っていなかったこと。
千葉県には美味しくて、安全で安心な野菜がたくさんあるのにと不思議に思いました。
 
そこで「千産千消」を呼びかけ、県産農作物の宣伝を行ってきたところ、「近所のお店で千葉県産のお野菜を見かけるようになりました」という嬉しい声を聞くようになりました。

そして先日、千葉県では全国に先駆けて「ICタグ」を活用した農作物トレーサビリティの予備実験を行いました。
トレーサビリティシステムとは農作物の生産・流通情報を把握できる仕組みで、「いつ、どこで、誰によって、どのように作られ、どのように流通しているか」が確認できます。

今回の実験ではメロンに「ICタグ」を貼り付け、そこに産地、肥料・農薬の種類・使用量、収穫日などの生産履歴や出入荷日時などの流通情報を入力。その情報が正確に表示されることの確認を行いました。
 
今後もニンジン、キャベツ、サツマイモ、ネギを使い実用化に向けた実験を行っていく予定です。これからも「日本一の安心農産物『千葉ブランド』の確立」を目指し、取り組んでいきます。

九十九里の海岸でインタビュー(8月8日)