堂本あき子なの花日記 No.40
副知事の人事問題/“イワシ”との取り組み
2005年4月20日

皆さま 堂本暁子です

★自民党の要求には応じられず‥‥白戸・大槻両副知事の人事問題★

千葉県の副知事2人はきょうから空席になりました。先の臨時県議会で副知事を再任する議案が認められず、継続審議になり、昨日で任期が切れたためです。

県議会最大会派の自民党の要求は、

(1)副知事を1人にする
(2)特別秘書を私設秘書に切り替える
(3)知事室を1/3程度に縮小する

というものでしたが、私はこの要求をのみませんでした。

人口600万の千葉県では、2人の副知事がフルに活動しており、一人制に変えることはできません。私は600万県民のための県政運営という視点から、自民党の要求に応じることはできませんでした。

4月11日(月)に千葉県に震度5強の地震がありました。災害が起きた時には、知事が災害対策本部長、副知事が副本部長を務めることになっているので、副知事不在は、リスクマネージメントの面から考えると大変深刻です。

また、県庁内の部局長間の調整や、多種多様な案件に関しての指示や決裁も、2人の副知事が分担してきました。こうした業務を、今後は、知事と各部長で担当する新しい体制で、県政運営に支障がないよう対応していくよう、努力しようと考えています。

★イワシをたずねて、カレイ・鯛・アンコウと出会いました★

千葉県の名物といえば“イワシ”。そしておいしいのも“イワシ”です。とれたての生の“イワシ”はもちろんのこと、ゴマ漬け、めざしなどの干物、それに缶詰の“イワシ”など、どの味も格別。ただ、焼き魚に向く真イワシは漁獲量が減少し、現在は背黒イワシが最も多く獲れています。

ところが、魚市場での値段に驚きました。1キログラムあたり、25円という安さなのです。

そこで、千葉の名物として売り出すための研究グループを結成しました。おいしい料理の作り方、血液をサラサラにする医学的な効果、流通やPRなどについて、総合的にどう“イワシ”を県として売り出すかを専門家で話し合いました。

昨日は飯岡に泊まり、けさは飯岡漁港で漁船を待ちましたが、残念ながら“イワシ”は南下して九十九里の片貝漁港に行ってしまい、そのかわりに大ぶりの生きのいいカレイや鯛、アンコウが水揚げされました。

これから当分の間、私は“イワシ”と四つに組むことになりそうです。