堂本あき子なの花日記 No.72
ミュージカル「泣かないで」/盲導犬/全国知事会
2006年7月12日

皆さま 堂本暁子です。

【7月8日(土)】
遠藤周作原作の「わたしが・棄てた・女」をミュージカル化した「泣かないで」を見ました。ハンセン氏病と誤診を受けた女性のお話です。

マイフェア・レディやサウンド・オブ・ミュージックといった欧米のミュージカルとはひと味もふた味も違う日本生まれの社会派ミュージカル。音楽良し、踊り良し、セットと照明も実に効果的。しかし何より、テンポの速さにびっくりしました。

「泣かないで」というタイトルでありながら、ほとんどの観客は、心打たれ、涙しながら見たミュージカルでした。日本でこのようなミュージカルが上演されるようになったことに感動し、そして喜んでいます。

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【7月10日(月)】
県庁の玄関を入ったところで、8人の目の不自由な方とパートナーの盲導犬8頭にバッタリ出会いました。

一人ひとりに盲導犬との生活について伺ったところ、まだまだ喫茶店やレストラン、ホテルなどで、入場を拒否されることが多いとのこと。

一番困るのは病院で、なかなか入れてもらえず、夫の死に目に会えなかったと訴えた女性がいました。それを聞いて、「この盲導犬は、私の目なんです。目が無いと歩けない、と婦長さんに訴え、やっと入れてもらいました」と別の女性。「あなたは運が良かったのね」と奥さん。

ヨーロッパやアメリカに比べると、まだまだ盲導犬や介助犬などの補助犬が千葉県では受け入れられていないことを知りました。

ところで我が家の犬も盲導犬と同じラブラドールですが、やんちゃ坊主で、盲導犬のように静かに主人の世話をする犬とは大違い。盲導犬たちは本当にお利口さんです。

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7月12日からは、島根県で全国知事会です。