関東知事会議のご報告 |
2006年10月28日 |
皆さま 堂本暁子です。 関東知事会議が神奈川県の大磯で開かれ、茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・神奈川県・山梨県・静岡県・長野県・東京都の10都県の知事・副知事が出席しました。今回は、警察官の増員や、地震対策など、そして千葉県は山砂の採取問題について提起し、合意した11項目を国に要望することになりました。 ところで、昼食会の席は、有害鳥獣の話でもちきり。 「三浦半島は日本リスが台湾リスに駆逐されつつあります」と神奈川県。 それに対して私は、「房総半島では、日本ザルがアカゲザルにやられています」 埼玉県でも「イノシシが急増して、被害が深刻化している」とのこと。 南房総市の石井市長によれば、イノシシは年に2回出産するので、1頭が1年間に12頭に増えるとのことです。人間は少子化なのに。 ヤマビル(山蛭)の話にもなりました。千葉県でも、大多喜ではヤマビルに悩んでいますが、神奈川県、静岡県、山梨県の三県は、共同してヤマビル撲滅の研究をすることになったのだそうです。 「ところで東京都はサルとシカ対策をやっていますね」という話にもなり、神奈川県や山梨県の知事が、「おかげでサルやシカたちは神奈川や山梨に逃げてくるんですよ」と。「サルものは追わず」と東京都。 有害鳥獣対策は、関東地域の共通課題でした。 |