コスタリカで「生物多様性」を考えています |
2007年8月25日 |
皆さま 堂本暁子です。 中米のコスタリカを旅しています。1949年の憲法で常備軍を廃止した国です。1998年に生物多様性法を制定し、国の25%が国立公園などの自然保護区です。自然を守るだけではなく、自然資源を活用するためにも、生態系を保全することの重要性を国民に理解させようとしています。 初めて熱帯林の中を歩き、また、ゴンドラに乗って上から見たりもしましたが、日本の自然とは全く違う世界です。シダなどの植物の葉の大きさや、背の高さに驚きました。なにしろ巨大なのです。 熱帯林のなかに棲む鳥たちが、とても美しく目を見張りました。実は私は、サンショクヒムネオオハシという鳥にあこがれていたのですが、しかし、この鳥には残念ながら出会うことはできませんでした。また、鮮やかなブルーの大型蝶のベレイデスモルフォや、ブルーと黄色のヒメキヌバネドリという鳥やイグアナといった巨大な爬虫類にも出会いました。 生物多様性ちば県戦略を作っている私たちとしては、この国から学ぶことが多々あります。その意味でも、とても有意義な旅でした。 |