堂本あき子なの花日記 No.96
4回目の『伏姫』役に挑戦
2007年10月23日

皆さま 堂本暁子です。

10月21日(日)、館山で行われた「南総里見まつり」(第26回館山城まつり)に参加しました。
雲ひとつない晴天に恵まれ、私も時代を400年ほどさかのぼって、4回目となる伏姫役を演じました。原作の「南総里見八犬伝」では、伏姫は18歳で世を去るわけですから、十代に若返らせていただいたわけです。

今回は、今までと違ったことが二つ。

ひとつは一昨年までは張りぼてだった犬の八房が、今年は着ぐるみに変わり、動くようになったこと。武者行列の中で、ずっと伏姫の後を歩いてくれました。
もうひとつは、怨霊「玉梓」が現れたこと、びっくり仰天しました。怨霊そのものの姿なので尋ねてみると、日本のトップクラスのコスプレイヤーの方が玉梓の衣装を自分で作って参加したとのことでした。
来年は館山で和風コスプレ大会をやるそうなので、若者が集まってくるかもしれません。

里見忠義が流され、一生を終えた鳥取県の倉吉市からも、里見氏発祥の地の群馬県高崎市の下里見町からも参加者があり、「里見つながり」での地域間交流が進んできています。