堂本あき子なの花日記 No.98
「2007女性知事フォーラムinおおさか」のご報告
2007年12月4日

皆さま 堂本暁子です。

12月1日、「2007女性知事フォーラムinおおさか」が大阪市の大阪商工会議所国際会議ホールで開催され、全国の女性知事5人で地球の温暖化について語り合いました。

「地域の力で地球をさませ〜ストップ温暖化〜」がテーマです。

シンポジウムでは、各道府県からそれぞれの施策のお国自慢。
熊本県からは、県庁が率先して温暖化対策を行っているとの報告があり、「サマーエコスタイルやエレベータの運転の削減など、『知事は主婦感覚』と言われながらも頑張っています」と、大阪府からは、「この街は、ヒートアイランドと言われるほどに暑い」と言いながら、菜の花から作るバイオディーゼル燃料や太陽電池などの実用化に向けた取組みをしていることについて、そして北海道からは、一枚余分に着込むなど「家庭におけるウォームビズ」を呼びかけているとの話でした。

滋賀県からは琵琶湖の水温変化について、熊本県からは水俣病をきっかけとした環境教育、北海道からは雪や氷を使った自然エネルギーなどと、それぞれの地域の特性に応じた取組みに関する報告もありました。

そして私は、温暖化と生物多様性を一体的にとらえる視点から、県民参加の千葉方式で環境基本計画と生物多様性ちば県戦略を作っています、という話をしました。
人間の都合で温暖化が進んでいますが、平均気温が1.5〜2.5度上昇すると、動物や植物などは20〜30%絶滅すると、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が発表しています。市民の皆さんと協力して、千葉県から地球温暖化防止の「うねり」をつくっていきたいと思っています。

ちなみに、太田大阪府知事はピンク、潮谷熊本県知事はブルー、嘉田滋賀県知事はグリーン、高橋北海道知事が黄色、そして私が赤と5人の服の色はオリンピックの輪の色のように様々で、とてもあでやかでした。