堂本あき子なの花日記 No.103
イージス艦「あたご」衝突事故について
2008年2月27日

皆さま 堂本暁子です。

2月19日未明、海上自衛隊のイージス艦「あたご」が新勝浦市漁協所属の漁船「清徳丸」と衝突する事故が起こりました。

「起こってはならないことが起こった」
「まるで『そこのけそこのけお馬が通る』みたいだ」
といったような言葉が、いろいろな人の口から漏れています。

千葉県は三方を海に囲まれた漁業県。私も去年の夏には勝浦で、小型船の若手乗組員の皆さんと意見交換会をしました。

「原油の価格の値上がりで、船を出しても儲かるどころか損をすることもある」
「アワビを観光客が盗んでいってしまう」
「漁業が好きだけれども、生活は苦しい」
といったような意見が出ました。

そうした中で漁業に徹した船主と、親の志を若くして継いだ息子さんの2人が行方不明になったのは辛いことです。

防衛大臣に「今後は漁業従事者が安全に操業できるようにしてほしい」と強く訴えました。