堂本あき子なの花日記 No.108
成田山開基1070年 記念献茶式
2008年5月10日

皆さま 堂本暁子です。

5月9日には和服姿のお茶人1,240人が成田山新勝寺に集まりました。

京都から裏千家の前お家元、鵬雲斎千玄室大宗匠がお見えになり、成田山開基1070年記念の献茶式が本堂で行われたからです。

私もお茶会に参加させていただいたのですが、大宗匠はたいへんに気さくな方で、奥の深いお茶事やお道具のことについて、解りやすくお教えいただきました。

最後に大宋匠は言われました。

「今日のお茶会に『明鏡止水』という言葉をあげました。これは知事をしているあなたに贈る言葉でもあります。激動の時代にあって曇りのない鏡のように、波の立たない静かな水のような心構えが大事です」と。

私は「素直に頂戴いたします」と申し上げ、いただいた言葉を心に刻んで新勝寺を後にしました。