堂本あき子なの花日記 No.124
知事退任以降1ヶ月の「なの花日記」
2009年5月14日

皆さま 堂本暁子です。

4月4日に知事を退任してから1ヶ月余り、「いったい堂本さんは最近どうしているんだろう?」という声があちこちから届くようになりました。すっかりご無沙汰してしまい、誠に申し訳ございませんでした。元気にしております。

この間で一番大きな仕事は、やはり引っ越しでした。なにしろ「大きな知事公舎」から、マンションの一室(西千葉)に引っ越すのですから、ものを整理したり、捨てたりするのが大変でした。

嬉しいのは、とても楽しい「お疲れ様会」や「慰労会」などを、来る日も来る日も開いていただいていることです。トップは引っ越し先の西千葉での歓迎会。千葉大に近いので、古在前学長をはじめ、学生やOBなど35人もの若者たちに囲まれて、若返ったような気分でした。

4月13日には、かねがねお会いしたいと思っていた鹿児島大学の鄭先生を、天野恵子先生と訪ね、「和温療法」の体験をさせていただきました。しかも、桜島を眺めながら、露天風呂にゆっくりと日に3回も入り、霧島では渓流の露天風呂を楽しむなど、温泉の醍醐味をとことん味わい、最高の気分でした。加えて「森伊蔵」や「魔王」など鹿児島ならではの焼酎や、美味しい海の幸山の幸をいただき、久々にゆっくりと旅を楽しみました。

引っ越しで一番とまどっているのは、愛犬のラブです。部屋が8階なので、最初はエレベータに乗るとブルブルと震えていました。最近はやっと、知事公舎の庭を我が物顔に闊歩していた「大奥のラブ」から「シャバ(娑婆)のラブ」に変身しつつあります。連休には、従兄弟の車に乗って松尾にでかけるなど、車の旅にも慣れてきました。

9日は、堂本あき子後援会の「幕引きの会」。堂本雅樹カルテットが8年間をメドレーでつなぐ中、坂戸会長をはじめ、成田問題や障害者条例作りの話題など、その時々の話で盛り上がりました。後半は、旧山田町から参加してくださった「山田星太鼓」の面々が、ひょっとこ踊りや獅子舞をコミカルに演じ、釣りに出た漁師がタイを釣ろうとして釣ったのが、目をぎょろぎょろさせた「タイラ(吉田たいらさん)」だったので会場は大爆笑。

学生時代の山友達や、国会議員時代の知人・友人、そして千葉県各地から、いろいろな思いを込めて、集まって下さった300人近い方々に、私としては感謝あるのみでした。「閉会式より出陣式みたい」と言われるほど底抜けに明るい会でした。

県庁を去る日も、とてもさわやかな気分でしたが、9日もさらに、多くの方々に支えていただいたことに、政治家としての「幸せ」と「豊かさ」を感じ、これからも、一県民として、みなさんと一緒に、自分らしく生きていきたいと、心底思ったことでした。

みなさま、ありがとうございました。