堂本あき子なの花日記 No.136
「孫悟空」のモデルに会える!/お花見のシーズン
2010年4月10日

皆さま 堂本暁子です。

【中央博物館で、「孫悟空」のモデルに会える!】

「孫悟空」のモデルになったのは、中国南部に生息する「金絲猴(きんしこう)」という猿です。かつてTBSの記者だった私はこの猿に憧れ、中国・雲南省の昆明に出かけたのですが、金絲猴を取材するための交渉が難航し、番組づくりは実現できませんでした。しかも、そのときに見せられた写真は、顔の周りに黄色い長い毛のある雄々しい猿。「孫悟空」のイメージと、似ても似つかない動物でした。

今、千葉県立中央博物館(中央区青葉町955-2)で、「雲南の地衣類展」が開かれています。会場入口の正面に、私が夢見た、金絲猴の写真が展示されています。

くるくるした目、厚い唇、小さい顔、まさに孫悟空です!胸がときめき、こちらを見ているような金絲猴の写真の前を離れられませんでした。

博物館の説明には「【金絲猴(きんしこう) 地衣類を食べる猿】=孫悟空のモデルとされる金絲猴には3種あって、そのうちの1種は雲南北西部にのみ住み、絶滅寸前といいます。この猿が,地衣類を主食にしているらしいことが分かったのはほんの10年前。現地の研究者が撮影した貴重な姿をご覧ください」とあります。本当に、貴重な写真です!

なお、「雲南の地衣類展」の会期は、5月9日(日)までです。ぜひ、お出かけください。

千葉県立中央博物館

【お花見のシーズンです】

知事公舎には桜の木が沢山あったので、いながらのお花見を8年間、楽しみました。

西千葉では様子が違います。去年の4月12日、引っ越したその日に、西千葉のみほりんさんに案内されて行ったのが、稲毛区園生の「草野水のみち」(旧・草野都市下水路)。

東京の千鳥ヶ淵に勝るとも劣らない本数の桜並木が延々と続いていました。最高の桜の名所に引っ越してきたとの感を強くしました。違うことは、三々五々、子どもを連れた家族がお花見に来ているだけで、上野の山のように飲めや歌えの騒ぎはないことです。

しかし、花見の宴の方は、毎年4月に湯川れい子さんが「上野の桜を見る会を」してくださるので今年も参加しました。4月1日、韻松亭という古いお茶屋。
鳩山幸さんと細川佳代子さんと、新旧のファーストレディも参加し、女性仲間でにぎやかなお花見をしました。

また桜が咲き、西千葉に越してからちょうど一年になりました。