盲導犬JAM(ジャム)の卒業式 |
2010年4月20日 |
皆さま 堂本暁子です。 JAMは12歳のラブラドール。好物は氷とイチゴ。 卒業式に参加したのは、JAMの訓練士、獣医さん、阿部さんが働いている会社の大槻社長さん、そして大勢の障害のある方たちと盲導犬のアローとキキ。 大槻社長さんが「JAMを知って5年。障害のある人に自然に声がかけられるようになりました。ホームで見ていると、電車の乗り位置、降りるところをJAMはちゃんと覚えていて、阿部さんを誘導する。しかも、皆に愛され、営業活動をサポートしてくれた。わがままな阿部さんに10年間、よく仕えてくれた」と、感きわまって言えば、阿部さんは目頭を押さえています。そこでJAMはと見れば、阿部さんの足元でゆったりと寝て、阿部さんの仕事が終わるのを待っている風情。 社長からのプレゼントはイチゴ。大きなリボンがかかっていました。 千葉県内の学校にもJAMは何度も行き、子どもたちに盲導犬についての指導をしたそうですが、子どもたちからは「JAMありがとう」というビデオが届きました。 最後に四年生、五年生の子どもたちが「Believe」を歌ったのですが、阿部さんと奥さんは泣きっぱなしでした。 私は千葉県議会に初めて盲導犬が入った時のことが忘れられません。傍聴席に8匹の犬が頭をちょんちょんちょんと並べた姿は感動的でした。以来、どこへ行っても私はJAMに声を掛け、阿部さんとも親しくなることができました。 また、それがきっかけで我が家にもラブが来たのです。 赤いハーネスを卒業式にはずしてからは、JAMは、阿部さんの家でペットとして飼われることになっています。 |