堂本あき子なの花日記 No.141
「生物多様性の秋」になりました
2010年10月6日

皆さま 堂本暁子です。ご無沙汰いたしました。

15年前に書いた「生物多様性〜生命の豊かさを育むもの」を、増補・再版することになりました。ところが、15年もたっているので書き足したいことが多く、結局、304ページもの厚い本になってしまいました。10月4日に脱稿したところです。

★「生物多様性〜リオから名古屋『COP10』、そして」
★ゆいぽおと刊・1680円、販売元・KTC中央出版
★10月18日出版予定

東京の大手出版社と、何社か交渉したのですが、「再版+増補」ということで、なかなか乗っていただけませんでした。「名古屋で出せば」と勧められ、出版が実現しました。長い間の夢だったので、ホッとしています。

ぜひ、手にとっていただきたいと存じます。

これまで1か月間、メールにもあまりお返事もせず、ダルマのようにコンピューターの前に座りっぱなしでした。なにしろ20年間、コンピューターで原稿を清書する作業は、秘書さんに任せきりにしていたので、私のITスキルは幼稚園児みたいなもの。キーボードを叩いて本を1冊書くのは、大変な力仕事でした。
「50の手習い」ならぬ、「70の手習い」でした。

それでも、COP10=生物多様性条約第10回締約国会議=は間近(10月18日〜29日:名古屋国際会議場)。
本を開会に間に合わせたくて、頑張りました。

10月2日には名古屋で「ジェンダーと生物多様性」というテーマで講演をし、10月4日には、新潟県十日町市・当間(あてま)にある、東京電力自然学校主催の、生物多様性をテーマとした講演と、イルカさんとの対談をしてきました。当間リゾートは、温泉もあり、緑豊かなところでした。露天風呂で一息つくことができました。

今後はCOP10で名古屋に行く機会が増え、忙しくなりそうです。

ゆいぽおと
KTC中央出版