堂本あき子なの花日記 No.148
東日本大震災
2011年3月27日

皆さま 堂本暁子です。

皆さまそれぞれに、いかがお過ごしでしょうか。

3月11日の14時46分、私は埼玉県嵐山町にある国立女性教育会館(NWEC)で、全国の女性リーダーを前に「女性のネットワーキング」をテーマに講演をしている最中でした。

グラグラ。壇上を降りて待機。少し落ち着いたところで、司会者が「講演を続けてください」というので、再登場。次のアナウンスは「机の下にもぐってください」。私は話をやめるわけにもいかず「声は机の下に届きますから、机の下で聞いてください」と言って講演を続けました。おかげで全国版武勇伝になってしまいました。

本人は、控え室にもどって、テレビのスイッチを入れ、ことの大きさに驚いた次第です。その晩はNWECに泊まり、翌日、いたって順調に西千葉に戻ってきました。

地震の日以来、講演・会議・打ち合わせなど10数件がキャンセルになり、西千葉にこもって、たまった雑用をこなしています。ツイッターは結構書きました。

電気の大事さ……停電となると、冷蔵庫も暖房も、何もかもが電気製品なので、痛感します。電気なしの生活の難しい文明社会。反省しなければならない事多し、と痛感しています。資源の使い過ぎ、人工的な生活は自然へのおそれを失わせます。それが怖いと思います。

3月23日は、千葉市稲毛から10トントラックが救援物資を積んで、宮城に向かいました。連絡はSNSあみっぴぃとTwitter!常日頃、メールのやり取りをしている仲間が総出で荷物集め。私も衣類を、そして子どものためのぬいぐるみも。

「心配しています。千葉から」との手紙を動物の首に下げて!!

24日は、久々に西千葉から東京に向かいました。この一週間はほぼ自宅にいたため、東日本大震災に関するTV情報はしっかり見ました。問題はTVに出ない情報です。きっと現場にいれば、もっと違った現実があるのではないかと、元ジャーナリストは思っています。