堂本あき子なの花日記 No.183
近況ご報告
2014年6月3日

みなさま、こんにちは。堂本暁子です。
お元気にお過ごしのことと存じます。近況のご報告です。

●4月15日 香取神宮の式年神幸祭
今年は香取神宮で800年前から続く、式年神幸祭(しきねんじんこうさい)の年。式年神幸祭とは、毎年行われる神幸祭の豪華版と言えばわかりやすいでしょうか……12年に1回の午年に、盛大に行われる神事です。もちろん、何をおいても参加しました。
香取神宮の御祭神である経津主大神(ふつぬしのおおかみ)が東国を平定したときの様子を、勇壮に再現するところが見どころです。
まず、香取市の津宮(つのみや)鳥居河岸をお神輿が船にのって出発し、利根川を進み、2キロ先で上陸し、三千人の大行列が続きました。宮司さんや市長は馬に乗って練り歩くのですが、騎馬行列に慣れない21世紀の馬は暴れることしきり。お役目とはいえ、馬上のお方は必死、真剣そのものでした。

●4月19日 広島で講演
アメリカに本部がある女性団体「パイロットクラブ」の日本支部が、広島で開いた「第24回パイロットインターナショナル 日本ディストリクトコンベンション」のワークショップで「女性と災害・復興=東日本大震災に学ぶ」というテーマで講演しました。会長のジュディ・ラングレさんも来日され、最後は星条旗の帽子や旗を持って、アメリカ南部の歌で踊り、盛大な会でした。

●5月17日 音楽イベントに、語り部として参加
松尾貴臣さんの「千の葉の詩」という音楽イベントに、語り部として参加しました。
松尾さんが、北は北海道・稚内から南は沖縄・石垣島まで、障害者や高齢者の福祉施設や病院を回るホスピタルライブを始めて6年半。ついに千回公演を達成しました。千回目は千葉県の下志津病院で。重度の障害者が集まりました。
体の不自由な子どもも、大人も、生演奏に感動して動かない手の指を動かしてリズムを取っていました。
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●5月29・31日 南極の仲間とバス旅行
南極九次隊の皆さんと、仙台から米沢までバスで旅をしました。九次隊が日本人として初めて南極点に到達したのは1968年。46年前です。当時、最年少の越冬隊員だった森岡さん(東北大のOB)が、今や70代。それでも極点旅行並みの「至れり尽くせり」の準備をして、私達を迎えてくださいました。
5月31日には運良くリフトが今年初めて動き、天元台高原まで登り、残雪と新緑のコントラストを楽しみました。80代になっても標高1820mまで上がれるのは、リフトのおかげです。3日間、晴天に恵まれ、最高の旅でした。

香取神宮の式年神幸祭

広島で講演

音楽イベントに、語り部として参加

南極の仲間とバス旅行