みなさま、こんにちは。ご無沙汰しております。堂本暁子です。
あっという間に夏らしい日々を迎えています。
最近の私の印象に残ったできごとです。
4月11日は女性参政権70週年のイベント。
上智大学に全国から女性が集まり、「女性の国会議員を送り出そう」と盛り上がりました。
翌週の18日も憲政記念館でシンポジウム「女性は政治を変えられるか」が開催されました。
私は「現在、女性の国会議員は10数パーセントしかいないことは、社会の「ひずみ」となっている。このような意識を共有できる人は、女性も男性も協力して、女性議員を送り出し、「ひずみ」をなくしていくことが重要」と訴えました。
5月には、4月に発生した熊本地震の被災地をお見舞い。
益城町の被災現場、益城町の男女共同参画センター、熊本刑務所、熊本市男女共同参画センター「はあもにい」、福祉避難所を訪問しました。
2011年の東日本大震災と同じく、女性や高齢者などが困難に直面したようですが、内閣府男女共同参画局が「男女共同参画の視点からの避難所運営マニュアル」とチェックリストを使うよう通知し、男女共同参画センターは直ちに調査を行いました。
その後、センターは避難所としても使われ、本来の役割を果たすことができました。
熊本刑務所は、避難所として240名の被災者を受け入れました。これは刑務所として日本で初めてのことです。
障がい者の要望で福祉避難所となった県の身体障がい者福祉センターでは、東日本大震災の折に石巻市で福祉避難所を運営した民間福祉施設のスタッフが運営にあたっていました。行政とNPOが信頼関係を築きながら、協力して作業にあたっていることを実感しました。
●シンポジウムのお知らせ
6月11日13時半から、港区立男女平等参画センターで、シンポジウム「3.11から5年 忘れない・つながる・動く」を開催します。私は、基調講演「災害多発時代にそなえて」を行います。奮ってご参加ください。詳しくはホームページ・チラシをご覧ください。
★「男女共同参画と災害・復興ネットワーク」ホームページ
★チラシ
【この記事はブログでもお読みいただけます】