堂本あき子なの花日記 No.220
87歳になりました
2019年8月6日

みなさま
暑い夏が続いていますが、お元気にお過ごしのことと存じます。
早いもので、前回メルマガをお送りしてから半年以上たってしまいました。常日頃のご無沙汰、申し訳ございません。

今日、8月6日は74回目の広島原爆忌。戦前・戦中・戦後を生きてきた私にとって最も心が痛む日です。二度と原爆の犠牲者を出してはいけない、世界は決して戦時を迎えてはならない、私たちは訴え続けていかなければならない、と強く思っています

ところで、私は1932年の7月31日生まれ。87歳になりました。
数えだと88歳で米寿です。一昨年は、私が生まれたアメリカ・カリフォルニア州で親戚や友人が集まって85回目のバースデーを祝ってくれました。去年は東京で音楽誕生日、そして今年は市原市の「ぞうの国」で、1歳になった象の「もも夏」と一緒に誕生会をしました。

「ぞうの国」の坂本小百合園長も去年の「音楽誕生会」にご出席予定だったのですが、朝になって象が産気づいてキャンセル。
そしてその日に生まれたのが「もも夏」なのです。

3週間ほどして会いに行くと「もも夏」は小さく、やわらかいお鼻で私の手や腕を撫で回すのです。あまりの可愛らしさに「来年は一緒にお誕生会をやりましょうね」と言ってしまいました。その夢が実現し、50人以上の友人や親戚が参加しての誕生会。幸せいっぱいの米寿でした。

「もも夏」はまだ赤ちゃんなので花束は持てません、かわりに大人の象が立派なひまわりの花束を鼻で抱え、プレゼントしてくれました。
「暁子ともも夏の誕生会」を実現してくださった、ぞうの国の坂本小百合園長さん、ありがとうございました。

常日頃は、歳相応にゆっくりしたペースで生活しています。自然の近くで暮らすのが好きなので、海に囲まれた千葉と、山に囲まれた長野を行ったり来たりしています。

一方で、災害とジェンダーの分野、男女共同参画の視点からの女子刑務所問題、生物多様性の保護・保全などへの取り組みは続けています。

また、古い友人との再会はとても嬉しく、大事にしています。
皆様とも機会があればお目にかかるのを楽しみにしております。

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